株式会社 ヴァイタス Vitas

ベッドサイド情報端末・医療看護支援ピクトグラムSmile Pocket for Healthcare Information

2020.08.11株式会社レイズとの係争について

  • 令和2年8月11日
  • お客様各位
  • 株式会社ヴァイタス
    代表取締役社長 小林 巧
    はる総合法律事務所
    弁護士 飯田 秀郷
    弁護士 清水 紘武
  • 株式会社レイズとの係争について

 弊社と株式会社レイズ(以下「レイズ社」といいます。)との間で係属しておりました特許権侵害訴訟について、ご報告致します。

1 訴訟の経緯について

 レイズ社は、平成31年1月31日付にて、弊社を相手方として、「医療看護支援ピクトグラムシステム」(以下、「弊社製品」といいます。)の製造・販売等がレイズ社の特許権(特許第6309504号及び特許第6407464号)を侵害しているとして、弊社製品の製造・販売等の差止を求める裁判を東京地方裁判所に提起しました。

 弊社はこれを争い、約1年半にわたる審理が行われてきましたが、令和2年8月11日、東京地方裁判所にて、レイズ社の特許権を弊社が侵害しているとの判決が言い渡されました。

2 弊社の対応について

 弊社としては今回の判決は不服であり、直ちに知的財産高等裁判所(東京高等裁判所内で知的財産に関する紛争を取り扱う部署)に控訴致します。

 レイズ社の特許権の要点は、患者を認証して患者の医療情報を表示し、さらにスタッフ認証をしてスタッフ用の医療情報を表示するというものです。
 しかし、このような認証手順にて医療情報を表示することは、医療情報を扱うシステムにおいては古くから当然の如く行われていたことであり、過去多くのベッドサイドシステムで採用されているものです。弊社においてもレイズ社の特許権の出願前より同様な弊社製品を製造販売しており、弊社製品はレイズ社の特許権を侵害するものではありません。
 また、レイズ社の特許権は、公知の技術文献から容易に発明することができたものであるため進歩性を欠き、無効となるべきものであり、判決は到底承服できるものではありません。

 知的財産高等裁判所における控訴審では、弊社の主張の正当性を明らかにして参る所存です。

3 弊社製品をご販売、ご利用いただくことについて

 弊社の控訴により、今回の判決が確定することはありません。
 従いまして、「医療看護支援ピクトグラムシステム」の生産、使用、譲渡、リース等の禁止、同システムの廃棄は執行されません。

 また、今回の判決は弊社に向けたものですので、弊社製品をご販売、ご利用いただくお客様に対する何らの効力も発生しておりません。
 それにもかかわらず、レイズ社は、弊社製品を取り扱われているレンタル事業者や販売代理店に対して、レンタル事業活動や販売活動を中止することを求めていますが、判決に基づくものではありませんので、ご留意の程、宜しくお願い致します。

 裁判等について最終結果が出るまでは今しばらく時間を要しますが、弊社製品をご販売、ご利用いただくことでお客様にご迷惑をおかけすることはございません。ご安心ください。
 今後とも、ご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

以上

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